初めに学ぶプログラミング言語は何が良い？C言語を選ぶ人の論理

初めに学ぶプログラミング言語はどれが良い論争

プログラミング言語は、一つだけでなく長い歴史のうちで多数の言語が生み出されてきました。

さらに、「何を開発したいか」や「トレンド」等によって盛衰がありますので、

「初学者はまずどの言語を学ぶべきなのか」がよく議題になります。

今回は、

といった悩みに対して応えていこうと思います。

初めて学ぶのはC言語が良いという人の主張

プログラミング初心者が学ぶべきはC言語と主張する人の主な内容は以下の通りです。

C言語はハードウェアに近いレベルでプログラミングが行われます。

そのため、オペレーティングシステムや組み込みシステムの開発に使用されるのですが、

それ故に、メモリ管理やポインタ等の特有の難しい要素があります。

しかし、めげずに習得するとプログラムの動作原理や構造に深い理解をもてるようになるのです。

C言語を選ぶ人の主な主張は、この習得後の深い理解にフォーカスが当てられます。

C言語以外が良いとする人の反論

複雑な構文やメモリ管理は挫折の原因になる

ハマトン

複雑な構文やメモリ管理は初心者にとって挫折の原因になるんじゃないの？

これは、良く取り上げられる疑問です。

回答としては以下の通りです。

「初学者にはC言語だ！」と主張する人も難しい言語であることは承知のようです。

そして、「挫折するかもしれないという不安には真っ向から向き合うべきだ！」

とする人が多いように見受けられます。

その分、習得したら他の言語はスムーズに習得できる、プログラムの動作原理の理解が深まる。

このメリットを糧に不安を乗り越えよう！というわけです。

乗り越えた先には、長期的なスキルアップにつながるよ！という主張ですね。

環境構築が難しい

ハマトン

そもそもC言語は始める前の環境構築が難しいじゃないか

確かに、C言語は前述の通り機能を組み込みたいハードウェア、

特にマイコンがあって機能するので、

開発したいもの合った環境を構築しなければなりません。

この反論に対する回答としては以下の通りです。

確かに、上級者になると作りたいモノによって環境を変えなければならないのですが、

初学者の学習に必要なのは、記憶して、演算して、画面に表示する機能なので

統合開発環境（IDE）と呼ばれるものをダウンロードして、

簡単な初期設定のみを行えば、すぐに始めることができます。

C言語の学習リソース選びは以下のページで解説しています。

あわせて読みたい

C言語初心者必見！効果的な学習リソースと選び方ガイド

問題は、基礎的な学習が終了した後です。。

これに関しては、相当調べる覚悟がない限り、

まずは経験者から与えられた環境で作成できるモノを作ってみるようにするとよいでしょう。

そうしていくつか作ってみるうちに、必要な環境はどのように調べて構築したらいいのか分かるようになるはずです。

「私には頼る人がいない！」という人はプログラミング学習セミナーに参加してみることを検討するとよいでしょう。

C言語を学ぶのがおすすめな人の特徴

ハマトン

C言語を学ぶのが合ってる人がいそうだね

プログラミング言語はそれぞれ一長一短があり、それぞれの人の背景によっておすすめが変わります。

これによって、ある言語では苦手な動作がある言語では得意であり、バランスが取れているのです。

結局どのような人にC言語が合っているのかまとめたいと思います。

メモリ管理やハードウェアに近いレベルでの動作になりますので、習得するとコンピュータの基本を理解できるようになります。

歴史が古いこともあり、基本的なプログラミング概念のエッセンスが詰め込まれています。

また、今後オペレーティングシステムやファームウェアの開発を行いたいという人には避けては通れない道となります。

さらに、C言語の基礎を習得することで、他の言語の学習が容易になります。

ハードルが何回も来るのが嫌な人はC言語の学習が向いているかもしれません。

（開発に向いているかは別ですが笑）

まとめ

C言語は、プログラミング初心者にとって難易度は高いですが、

基礎をしっかり学ぶことで他の言語への移行がスムーズになり、長期的なスキルアップにつながります。

勉強するリソース選びについては以下のページで解説しています。

あわせて読みたい

C言語初心者必見！効果的な学習リソースと選び方ガイド

無料でも、基本を十分に学べる教材を紹介してるので是非ご覧ください。

最初の一歩をC言語で踏み出すことで、プログラミングの深い理解と自信が得られるでしょう。

ハマトン

組み込みエンジニア

ロボットが好きで工学部に入学。
大学卒業後、大企業のシステム開発に携わる。
仕事と生活のバランスを取りたい派。
自由時間を作るためのヒントをシェアしていきます。
働く人がより豊かな毎日を過ごせるようサポートすることを目指しています。